フレイル対策推進マネージャー
日本理学療法士協会の充填事業に位置づけられている「高齢者の保険事業と介護予防の一体的な実施」の推進には地域のニーズに応えられる人材育成が重要。
2020年度事業において「フレイル予防人材育成小委員会」が設置されその中で「フレイル対策推進リ-ダー」の育成研修が進められてきたとのことです。
目指すリーダー像
・栄養面や地域づくりなど幅広い支援を持つことができる
・関係機関と連携して必要に応じて医療・介護サービスにつなげるマネジメントができる
・フレイル対策に関する相談支援や研修会等が実践できる
※地域ケア会議推進リーダーと介護予防推進リーダーの上位となります。
フレイルとは
日本老年医学会が2014年に提唱した概念で、「Frailty(虚弱)」の日本語訳です。
健康な状態と要介護状態の中間に位置し、身体的機能や認知機能の低下が見られる状態のことを指し、適切な治療や予防を行うことで要介護状態を予防できるとされています。
筋力低下などの身体的要素、認知症やうつなど精神的・心理的要素、独居や経済的困窮などの社会的要素で構成、3つの側面を総合的に判断し対応することが必要とされています。
0コメント