赤十字救急法救急員とは

日本赤十字社とは

日本赤十字社は、赤十字救急法救急員養成講習を実施する認可法人団体

昭和27年8月14日に設立


赤十字救急法救急員とは

日本赤十字社が定める技術認定です。基礎講習+救急員養成講習合わせて、3日間の日程で病気やケガ、災害から自分自身を守り、ケガ人や急病人を正しく救助し、医師又は救急隊員に引き継ぐまでの救命の手当・応急の手当を行うための知識と技術を学びます

最終日に行なわれる筆記試験および実技試験に合格すると日本赤十字社より救急法救急員として認定され、認定書が交付されます(ただし、欠席、遅刻等は救急法救急員の認定証交付の対象になりません)

資格有効期限は、発行日より5年間です


赤十字救急法基礎講習では、初期段階の救命手当を目的としており、心臓マッサージや気道確保、人工呼吸、AEDの使用方法や実践、気道を確保するために異物が無いかを確認する方法などを学びます

講習は1日で、5時間ほどかかります


赤十字救急法救急員養成講習では、応急手当を学びます。急病の手当、止血・包帯などの傷の手当や固定などの骨折の手当、搬送の仕方などになります

講習は基本的に土日の2日間連続で行われ、計16時間ほどになります


赤十字の7原則

1965年にオーストリア・ウィーンで開催された第20回赤十字国際会議で「国際赤十字・赤新月運動の基本原則」(赤十字基本7原則。以下、赤十字7原則)が決議され宣言

赤十字7原則は、赤十字の長い活動の中から生まれ、形づくられたものです

「人間の生命は尊重されなければならないし、苦しんでいる者は、敵味方の別なく救われなければならない」という「人道」こそが赤十字の基本で、他の原則は「人道」の原則を実現するために必要となるものです


人道

国際赤十字・赤新月運動(以下、赤十字・赤新月)は、戦場において差別なく負傷者に救護を与えたいという願いから生まれ、あらゆる状況下において人間の苦痛を予防し軽減することに、国際的および国内的に努力する。

目的は生命と健康を守り、人間の尊重を確保することにある。赤十字・赤新月は、すべての国民間の相互理解、友情、協力、および堅固な平和を助長する


公平

赤十字・赤新月は、国籍、人種、宗教、社会的地位または政治上の意見によるいかなる差別をもしない。

赤十字・赤新月はただ苦痛の度合いにしたがって個人を救うことに努め、その場合もっとも急を要する困苦をまっさきに取り扱う


中立

すべての人からいつも信頼を受けるために、赤十字・赤新月は、戦闘行為の時いずれの側にも加わることを控え、いかなる場合にも政治的、人種的、宗教的または思想的性格の紛争には参加しない


独立

赤十字・赤新月は独立である。各国の赤十字社、赤新月社は、その国の政府の人道的事業の補助者であり、その国の法律に従うが、常に赤十字・赤新月の諸原則にしたがって行動できるよう、その自主性を保たなければならない


奉仕

赤十字・赤新月は、利益を求めない奉仕的救護組織である


単一

いかなる国にもただ一つの赤十字社あるいは赤新月社しかありえない。

赤十字社、赤新月社は、すべての人に門戸を開き、その国の全領土にわたって人道的事業を行なわなければならない


世界性

赤十字・赤新月は世界的機構であり、その中においてすべての赤十字社、赤新月社は同等の権利を持ち、相互援助の義務を持つ



赤十字救急法救急員の仕事内容

近年、大震災や豪雨被害、豪雪被害、火山噴火など、私達を取り巻く環境は日々変化し、危険な状況に身を置くことも多くなってきています

その中で自分の身を守ることはもちろんのこと、けがをした人や急病人を正しく救助して、専門の医師や救助隊に引き継ぐまでの救命手当及び応急手当を赤十字救急法といいます

各都道府県の日本赤十字社の支部が行う講習を受講し、効果が確認できると認定されるのが、赤十字救急法救急員です



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