医者が教える食事術
20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方
なぜ太るのか?
糖質を過剰に摂取してブドウ糖が余ると中性脂肪が蓄積される
膵臓からインスンが出て余ったブドウ糖を処理する
→グリコーゲンに変えて肝臓や筋肉に取り込む
取り込める量には限界があるため、中性脂肪に変えて脂肪細胞へ取り込まれる
→これが肥満の原因となる
インスリンは血糖値の上昇を抑えてくれる
脂肪は簡単には燃えない仕組みになっている
脂肪細胞にある中性脂肪がエネルギーに変わるのは後回しだから
痩せるには?
運動ではなく食事
本当にダイエットを考えているなら、運動より食事を変えること
食事制限で痩せると筋肉が落ちるのはウソ
肥満は確実に寿命を縮める
女性に比べ男性のほうが肥満による寿命への影響を強く受ける
毎日口に入れる糖質量を制限する
1日の糖質摂取量を60g以下に抑えるのが理想
男性120g/日以下
女性110g/日以下
例)白米1膳55.2g うどん59.2g どんぶり82~92g
糖質を含む液体は人間の本来の消化・吸収システムを無視しているため最悪
例)缶コーヒー、ジュース、清涼飲料水など
血糖値は70~140に調整するのが理想
リブレという機器を使用して血糖値を測る
食べる順番で太り方が違う
野菜→タンパク質→糖質
糖質は最後にすることで、血糖値を急激に上げることは少ない
食べる回数を増やしたほうが太らない
海藻やキノコを積極的に食べる
糖質がほぼゼロで食物繊維が豊富
キノコ類は免疫力アップ
タンパク質の取り方で満足度が変わる
動物性と植物性のバランスが大事
おすすめは豆腐などの大豆食品
水を1日2リットル飲む
血糖値を下げて代謝の質を上げる
便秘症の人は硬水を飲むようにする
オリーブオイルは痩せる
糖質と一緒に取ることで血糖値を抑えられる
辛口の白ワインは痩せる
ビールは太るが、ワインは血糖値を抑えられる
シナモンは血糖値を下げる
老化防止や血行促進にも効き目あり
年齢を重ねるほど厳しい糖質制限が必要
代謝が落ちれば減量も難しくなる
減量には糖質60g/日を目安にする
グルテンフリーは健康食というわけではない
グルテンフリーは糖質フリーではない
脳のエネルギー源はブドウ糖
パフォーマンスを上げるために甘いものを摂取するのは逆効果
重要なのは、過剰摂取している糖をどう抑えるのか
パンは天然酵母、全粒粉のものを食べる
一般のパンはイーストフードが用いられている
これは発がん性のリスクあり
牛乳より豆乳を飲む
実は牛乳は長年発がん性が疑われている食材
牛乳の過剰摂取はアトピーや喘息など、特に大腸がんとの関係性が疑われている
豆乳は抗酸化作用があるイソフラボンを多く含む
また女性の更年期障害にも効果があるといわれている
卵のコレステロールはきにしない
コレステロールは9割が肝臓で作られているため、食事から摂取するのは1割にすぎない
健常者なら1日1個、コレステロール値が高い人でも2日に1個は食べたほうが良い
加工肉はできるだけ食べない
WHOの発がん性発表が話題にならない謎
防腐剤、発色剤、特に亜硝酸塩という発色剤は、発がん性があることがはっきり分かっている
甘さが欲しいならはちみつを使う
1日にティースプーン1~2杯程度をめどにする
注目はオーストラリアのジャラハニーとニュージーランドのマヌカハニーは殺菌力と抗酸化作用があるといわれている
よく噛んで食べる
30分はかけて食べる
ランチ後すぐ20分歩く、特に食後すぐが重要
寝る4時間前には夕食を終える
身体の消化・吸収には4時間かかる
消化目安 ごはん2~3時間、肉4~5時間、肉の脂7~8時間
ビタミンB1が多い食品
豚肉、ウナギ、玄米、蕎麦、大豆、レバー、鶏肉
足のだるさや倦怠感は脚気→ビタミンB1が不足
夏バテ防止のビタミンB6
カツオ、マグロ、サーモン、ナッツ類、肉類全般、野菜、バナナ、ニンニク
ポリフェノールで若返る
赤ワイン、ブルーベリー→アントシアニン
大豆→イソフラボン
コーヒー→タンニン
緑茶→カテキン
玉ねぎ、柑橘類、そば→ルチン
チョコレート→カカオポリフェノール
カカオ含有量70%以上のものを選ぶとよい
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